【5分でわかる】アメリカってどんな国?

こんばんは!政治提案家タカジュンです!

今回もG7特集、第5弾!

アメリカをお届けいたします。

 

1,アメリカの成り立ち

 

古代から先住民が住んでいたアメリカですが、世界史に登場するのは中世15世紀を待たなければなりません。

 

当時アメリカは、「コロンブスによって発見された大西洋の向こうの大陸」にすぎず、やがて本国(イギリス)の労働力や資源の搾取の対象となりました。

 

そんな植民地アメリカが世界のリーダーに登りつめるきっかけとなった出来事は、1620年のピルグリム=ファーザーズの移住です。

イギリスから居場所がなくなった清教徒たちがイギリスを飛び出し、船でアメリカへわたった出来事です。

 

それから徐々にイギリスとフランスによる領土拡大のための植民地戦争に巻き込まれ、先住のインディアンたちは住んでいた土地を奪われました。

 

18世紀、アメリカの植民地は、イギリスの支配下にありながらも独自で発展し、自ら自治も行なっていました。

 

アメリカにおけるイギリスからの独立感情を高めたのは、ボストン茶会事件でした。

アメリカの住民は本国イギリスに様々な規制を強いられ、関税をかけるなどして苦しめられていました。

耐えかねたボストンの住民たちは、入港しようとする船を襲い、中に入っている大量の茶葉を海に捨てた、という事件です。

 

報復措置をとったイギリスに対し、アメリカはイギリス製品をボイコットするなど、本国と植民地の溝は修復不可能な状態となりました。

 

1775年、ついに全面戦争となり、1776年7月4日に植民地軍はアメリカ合衆国独立宣言を採択。その後アメリカは戦争に勝利し、イギリスも独立を認めました。

独立後、アメリカは工業製品が盛んな北部と、奴隷を酷使して広大な土地でプランテーション農業を行う南部で利害が衝突していました。

 

これが原因となって、1861年、アメリカ史上唯一の内戦となった南北戦争が勃発。

この内戦を終結させ民主主義のアメリカを守ったのが、エイブラハム=リンカーン大統領でした。

リンカーンの白黒写真

画像:エイブラハム=リンカーン(pixabayより引用)

 

その後、アメリカは領土を西へ西へと広げ、ついに太平洋までたどり着きました。

すると今度は、ハワイフィリピンなどの太平洋へ本格的に進出して領土を拡大しました。

 

第一次世界大戦では、当初イギリスのサポートをするにとどまっていましたが、自国の船がドイツに攻撃されたことを受け、参戦します。

 

1920年代、アメリカで様々な科学技術が発展すると、戦争で経済が混乱していたヨーロッパ諸国を追い抜き世界一の経済力を誇る国へと成長しました。

 

世界恐慌も公共事業の展開やブロック経済の形成で乗り越え、日本との太平洋戦争を迎えるとともに社会主義を唱えるソ連と対立し、冷戦へと突入してゆきます。

 

冷戦期のアメリカは、資本主義圏(西側)のリーダーとして、ソ連との核開発競争をはじめ、事実上、アメリカにつくかソ連につくかの世界中を巻き込んだ国取り合戦を展開しました。

政治のみにとどまらず、音楽、芸能、スポーツなど多岐にわたる分野で冷戦は影響を及ぼします。

 

1989年の米ソ首脳会談で冷戦が終結。

その後も、世界のリーダーとして世界中の諸問題に取り組んでいます。

 

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2,アメリカって!?文化・風習

 

・正式名称 アメリカ合衆国

・首都 ワシントンD.C

・大統領 ドナルド=トランプ

・面積 9,630,000㎢ (世界第3位)(日本の約25倍)

・人口 3.2億人

・公用語 英語

・宗教 プロテスタント(50%)、カトリック(25%)

・世界第1位 GDP、五輪総獲得メダル数、ノーベル賞受賞者、軍事費、原発稼働数 など

(Wikipediaより引用)

 

アメリカ合衆国が、建国250年ながらも超大国としての地位を得ることができたのには当然、いくつもの理由があります。

 

まず、その国土の広さです。

1800年代後半、南北戦争から立ち直ったアメリカは、国の領土を西に広げ、鉄道や道路の建設などを進めて経済を大きくしていきました。

 

また、1930年代前半の世界恐慌の際には、公共事業を起こして雇用を確保することで経済の低迷から脱却しました。

どちらも、広大な面積を持ってこそできることでもあります。

 

次に、「アメリカ」の理念があげられるでしょう。

もともとアメリカ合衆国とは、イギリスからの移民が創った国です。

 

建国後も世界中から移民が移り住み、現在では世界を代表する多民族国家です。

その内訳は、黒人(60%)、ヒスパニック(15%)、黒人(12%)、アジア系住民(5%)となっています。

 

そのためアメリカは、様々な国、宗教の文化や考え方を柔軟に取り入れてきました。

その多様性、順応性、寛容さも今のアメリカを創ったゆえんと言えるでしょう。

 

現在のアメリカは、ニューヨークサンフランシスコシアトルなど大都市には世界中の企業が進出し、言わずと知れた世界の中心となっています。

 

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3,アメリカの政治

 

最後はアメリカの政治体制を紹介します。

アメリカは上院下院の二院制を採用しています。

 

上院は任期6年で3分の1ずつ2年ごとに改選、下院は任期2年で、どちらも解散はありません。

 

日本の場合は、与党の党首が首相となります。安倍晋三氏は第1党、自由民主党の党首です。

 

ところがアメリカは、全く異なります。

 

アメリカにとって大統領は国家元首であり、それを選ぶ選挙は、いわば、お祭りのようなものです。候補者選びは2年前から始まります。

 

議会選挙とは別に大統領選挙が行われます。国会議員が大統領になるとは限らないのです。

バラク=オバマ前大統領は上院議員でしたが、現職の大統領は実業家のドナルド=トランプ大統領です。

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選挙前、多くの世論調査ではヒラリー=クリントン氏が優勢とみられていましたが、見事に覆し、勝利を収めました。

世界の警察をやめ、自国第一で物事を考えるトランプ氏の政策は、排他的であり世界の均衡を壊しかねない、と批判が相次ぎました。

 

一方で、わかりやすい言葉で伝える姿勢や、政策、思想のシンプルさなどが一部の人々を引きつけました。

メキシコとの国境に壁を作る、イスラム教徒の入国を禁止する、外国の製品に高関税をかけアメリカの産業を守る、など、アメリカファーストの政策が国民の心に響いたのは事実でしょう。

 

「トランプ大統領の就任で世界が壊れる」とも言われましたが、それから2年。

賛否両論がありながらも、経済面においては公約通り自国を最優先してきました。

 

日米首脳会談やG7G20など、様々な国際会議でトランプ氏の言葉が世界を動かしています。

【5分でわかる】ドイツってどんな国?

こんにちは!政治提案家のタカジュンです!

今回もG7特集、第4弾!

ドイツをお届けいたします。

1,ドイツの成り立ち

古来、ドイツはゲルマン人が住んでいる土地でした。

ローマ帝国の侵入をも撃退しゲルマン人がその土地を守ってきましたが、フランク王国によって支配されました。

870年のメルセン条約でそのフランク王国の土地が3つに別れ、その中の東フランク王国が、現在の世界地図のドイツの原形となります。

962年から1806年までは、東フランク王国の領土を継承した神聖ローマ帝国が存在していました。

神聖ローマ帝国ではやがて皇帝の権力が弱まり、ハプスブルク家による支配が最たる例のように、地方の有力な名家が台頭する体制が続きました。

16世紀に入ると、ルターの宗教改革を皮切りに、国内で旧教派(新約聖書のままのカトリックの教えを大切にする考え方)と新教派(時代や地域によって細かな部分の相違を認める考え方)の対立が生まれました。

ドイツの内戦で始まった三十年戦争は、宗教戦争に止まらずヨーロッパ中を巻き込んだ戦争となり、ドイツ経済に打撃を与えました。

その講話条約で事実上、神聖ローマ帝国は崩壊し、18世紀に入ると一部の領土がプロイセン王国(ほぼ現在のドイツ)として成立し、中部ヨーロッパではオーストリアが台頭するなど、ヨーロッパの勢力図に変化が訪れました。

神聖ローマ帝国が正式に解体されたのは1806年、ナポレオンによるものでした。

ナポレオン時代のあとは、各地方が集まって一つの国家になろうという動きが強まり、ビスマルクの登場によってプロイセン王国を中心にドイツ帝国が成立、一つの国家として二度の大きな対戦を迎えました。

第一次世界大戦で敗戦後、課せられた莫大な賠償金を巡ってヨーロッパ各国との溝がさらに深まりました。そんな中登場したのが、アドルフ=ヒトラーです。

彼はゲルマン人以外を徹底的に排除する民族主義を掲げることで国内の団結を高め(特に酷い迫害の対象となったユダヤ人については、収容所等の画像を一度は見たことがあるのではないでしょうか)、再び戦争へと臨みました。

イタリア、日本と共に三国同盟を結ぶも敗戦、戦後、ドイツはアメリカ、ソ連、フランス、イギリスによる共同統治下におかれました。

それからおよそ45年間、ベルリンの壁の崩壊まで、ドイツは東西に分断され、その時に生まれた経済格差は今もなお、残っています。

戦後、復興を遂げたドイツは現在、かつての軍事的な強国という地位を捨て、EUNATOなど国際機関のリーダー格となり、世界第4位の経済力を誇る大国となっています。

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画像:ベルリンの壁(pixabayより引用)

2,ドイツって!?文化・風習

・正式名称 ドイツ連邦共和国

・首都 ベルリン

・大統領 フランク=ヴァルター=シュタインマイアー

・首相 アンゲラ=メルケル

・面積 357,000㎢

・人口 8,300万人

・公用語 ドイツ語

・宗教 キリスト教カトリック、キリスト教プロテスタント

・名産品 ビール、ソーセージ など

(Wikipediaより引用)

現在のドイツは、1990年に西ドイツが東ドイツを編入させる形で統一して成立した国です。

つまり、まだ建国して30年の新しい国なのです。

ドイツはヨーロッパの中でも北方に位置する国で、南部のミュンヘンでも、北海道より北にあルため、

夏は日本より気温、湿度が低く比較的過ごしやすいです。

当然、冬の寒さも日本より厳しいです。

また、高緯度にあるため、夏は日照時間が長く夜の9時くらいまで太陽が登っています。

ドイツはキリスト教国家ですが、宗教改革の発端となった国であることから、フランス、イタリアとは異なりカトリック教徒だけでなく、プロテスタントを信仰する人も多くいます。

ドイツと言えばビールを思い浮かべる方もいるでしょう。

各都市に地ビールがあり、その種類は全国で5000種類にのぼります。

スーパーでは水、ジュースよりもビールの方が安価なほど、ドイツ人にはビールが生活に根付いているのです。

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もう一つ、車がとても有名です。

BMW、ウォルクスワーゲン、ベンツなどは皆、ドイツ製の車です。

ドイツには速度制限のない高速道路「アウトバーン」があります。

道がとても広いため安全に運転できることからこのような道路が整備されています。

ドイツ車はスピードがでる、というのも納得ですね。

3,ドイツの政治

ドイツは、16の州からなる連邦国家です。そのため、各州に立法権があります。(とは言っても、便宜上国で統一されているため、日本でいう所の条例のようなものです)

連邦議会連邦参議院二院制を採用しており、ドイツ連邦共和国のトップは大統領であるフランク=ヴァルター=シュタインマイアー氏です。

連邦議会の解散権はもっているものの、日本の天皇と似た役割で、行政のトップは首相が務めます。

現在のドイツの首相は、アンゲラ=メルケル氏。

首相を2005年から務め、14年目という長期政権です。

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画像:アンゲラ=メルケル氏(pixabayより引用)

前回のドイツ連邦議会選挙は、2017年に行われました。

メルケル氏が党首を務めた(2018年に党首は退いている)キリスト教民主同盟が第1党を維持したものの、65議席を失いました。

過半数を取れず社会民主党(第2党)との連立をしています。

そして、注目を集めたのが0議席から第3党となった「ドイツのための選択肢」です。

EUに対して否定的な政党ではありませんが、反難民受け入れを唱えたこの政党が躍進しました。

ナチスの悔恨から、ドイツはヨーロッパの中でも右翼が台頭しにくい国と言われてきました。

事実、これまで移民、難民を積極的に受け入れてきました。

しかしここ近年、好調であった景気の陰りや、ヨーロッパ各地で相次ぐテロなどにより、ドイツでも移民排斥の動きがみられ始めました。

移民寛容政策をとってきたメルケル政権の支持率も下降傾向にあります。

2021年に首相退任を発表しているメルケル氏は今後2年間、欧州のリーダーとしてどのような政策をとるのでしょうか。

【5分でわかる】フランスってどんな国?

ボンジュール!政治提案家のタカジュンです。

G7紹介シリーズ第3弾はフランスです。

 

1,フランスの成り立ち

 

古代ローマ帝国時代、フランスは「ガリア」と呼ばれ、ローマ帝国の辺境の街という位置付けでした。

 

その時代には、ローマ風の都市が造られ、多くの建造物が建てられました。

 

現在のフランスに誕生した初めての国は481年にクローヴィスが建国したメロヴィング朝フランク王国です。(その後、カロリング朝に受け継がれました)

 

870年、フランク王国が分裂し、その領土が3つに分割しました。これが、現在のフランスドイツイタリアの原形です。

フランク王国分割後の現在のフランスの領土は、カロリング朝が断絶すると、時代とともにカペー家、ヴァロワ家、ブルボン家の順に1700年代後半まで王朝による支配が続きました。

 

フランス史上最大の出来事は、あの英雄が登場したフランス革命。

 

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ナポレオン=ボナパルトの名を聞いたことがない人はいないでしょう。

 

 

ブルボン朝時代まで、聖職者(キリスト教の司教や司祭など)と貴族による支配が続き、民衆の生活は圧迫されていました。

 

議会は存在していたものの、そのシステムは不公平なものでした。

 

そんな圧政に耐えかねた民衆が1789年に暴動を起こしたことで起こったのが、フランス革命です。

 

しかし、フランス革命後のフランスは混乱が続き、短命の政権が乱立しました。

 

そんな内乱に終止符を打ったのが、かのナポレオンでした。

 

彼はその知力と政治力でフランスのトップに上り詰めると、勢いそのままヨーロッパの大部分を制圧しました。

 

これをナポレオン時代と呼びます。

 

ナポレオンが退位すると、王政が復活したものの、2度の大きな暴動によって共和制となるなど、不安定な時期が続きました。

 

この頃からドイツとの対立が深まり、2度の戦争に参戦することになるました。

 

第一次世界大戦、第二次世界大戦共に戦勝国となったフランスは、現在でも5大国としての位置付けを確保しています。

 

冷戦期には西側(アメリカ側)につき4番目の核保有国となり、北アフリカとの戦闘など、軍事的な強国となりました。

 

現在はG7NATOEU国連安保理常任理事国など、様々な勢力、機関に所属し、ヨーロッパのみならず世界のリーダーの一員となっています。

 

2,フランスってどんな国!?文化・風習

 

フランスの基本的な情報をみていきましょう。

 

・正式名称 フランス共和国

・首都 パリ

・大統領 エマニュエル=マクロン

・首相 エドゥアール=フィリップ

・面積 551,000㎢(日本の約1.5倍)

・人口  6,700万人

・公用語 フランス語

・宗教 キリスト教カトリック(85%)

・特産品 ワイン、チーズ、パンなど

(Wikipedia、外務省より引用)

 

フランスは、北海道よりも高緯度に位置する国ですが、偏西風の影響で温暖な気候です。

国土の東側にはアルプス山脈が連なり、西側はドーバー海峡を経てイギリスが隣接し、南側はニースなど一年中比較的温暖なリゾート地が存在します。

 

フランスは、特に地域によって様々な気候を楽しめる国であるといっても良いでしょう。

 

日本の1.5倍の国土をもつフランスは、その肥沃な土地を活かし、「EUの穀倉」と言われるほど農業が盛んです。

農林水産省のデータによると、食料自給率は127%と、大変高い水準となっています。「フランスパン」の名の通り、パン文化であるフランスは、小麦やトウモロコシの生産量が多いことで知られています。

また、ワイン、チーズの生産も国をあげてしており、毎年、その年のワインの出来を確かめる「ボジョレヌーヴォー」はフランスで行われているイベントです。

 

もう一つ、フランスが世界に誇るものー観光です。

 

フランスの観光客数は毎年8,000万人を超えており、堂々の世界第1位です。

エッフェル塔凱旋門など歴史的な建造物から、「シャンゼリゼ通り」に代表されるような有名な通り、街並み、景観の味わいは、世界中の人を魅了します。

 

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3,フランスの政治

 

最後に、フランスの現在の政治について紹介します。

議会は間接選挙(市町村などの代表による投票)で選出される元老院と、普通選挙によって選出される国民議会からなる二院制を採用しています。

 

フランスは国家元首である大統領の権限が非常に強く、国民議会の解散権、総理大臣を含む大臣の任免権、非常事態宣言の発令権などは全て大統領が有しています。

 

2017年に40歳の若さで大統領選挙で勝利したエマニュエル=マクロン氏が現職の大統領です。

 

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画像:エマニュエル=マクロン氏(Wikipedia Commonsより引用)

 

この2017年のフランス大統領選挙、かなりニュースになりました。

覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

まず、前回の大統領選挙で特に注目を集めた候補者は、多くは既成の政党員でなかったことが注目されました。

事実、大統領となったマクロン氏は無所属で出馬しています。

 

もう一つ非常に注目を集めたのが、EU結束を訴えたマクロン氏に真っ向から反対意見を唱えたルペン氏でした。

彼女は、国民戦線という右翼政党を組織し、移民削減、EU離脱を訴えて出馬し、マクロン氏との事実上の一騎打ちとなりました。

 

2015年、300人以上もの負傷者を出したパリ同時多発テロや、イギリスのEU離脱問題を受け、国民戦線は急激に支持者を増やしていきました。

 

イギリスについでフランスもEU離脱の動きか!?

なんてニュースをよく目にしましたが、もう2年前の話なんですね。

 

そんなルペン氏を破り当選したマクロン氏ですが、最近は支持率が3割を下回り、大統領に抗議するデモ活動が活発化するなど、その求心力に陰りが見えてきているようです。

【5分でわかる】イタリアってどんな国?

こんにちは。タカジュンです。

今回は、G7各国紹介シリーズ第2弾ということで、イタリアの歴史、現在の政治について5分でわかるよう、簡単に解説します。

 

1,イタリアの成り立ち

 

イタリアの歴史は、古代ローマ帝国から始まります。

先住のエトルリア人の王を追放し、ローマ帝国が誕生しました。

ローマ帝国の領土は広大で、最大判図となったトラヤヌス帝の時代には、地中海沿岸のヨーロッパ地域はもちろん、西は現在のフランス、東は現在のアルメニアいったいまで支配しました。

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画像:ローマ帝国最大版図(Wikipedia commonsより引用)

 

4世紀に東西に分裂すると、西ローマ帝国はすぐに滅びてしまいますが、東ローマ帝国

古代ローマ帝国以後のイタリアは、長い分裂期を迎えます。今回は、大きく分けて3つの地域に分類します。

 

・北部イタリア〜神聖ローマ帝国からの併合の圧力をかけられるも、フィレンツェをはじめとする開港都市が栄える。

・中部イタリア〜カトリック協会の首長(キリスト教のトップ)が「ローマ教皇領」という独自の領土を持っており、その統治下となる。

・南部イタリア〜イスラームなどの勢力が侵入しながらも、ナポリやシチリア島に、両シチリア王国が誕生する。


19世紀前半、

自由・独立・統一運動が展開されるも、他国、とりわけオーストリアの介入により挫折が続きました。

 

現在の世界地図のイタリアの原形となったのは、1861年のことです。

1853年のクリミア戦争でフランスへ協力すると、フランス軍の支援を得てオーストリアとのイタリア統一戦争に勝利しました。

そこから、サルデーニャ王国による、バラバラになったイタリア各地方の統一が着々とすすみました。

そしてついに1861年、トリノを首都としてイタリア王国が成立しました。

 

その後、オーストリアとの戦いに再び勝利してヴェネツィア(「水の都」と称され、イタリア北東部に位置する歴史的建造物が多くのこる都市)を獲得。

 

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画像:ヴェネツィアの街並み(pixabayより引用)

更に、対立していたローマ教皇とは1929年のラテラノ条約によってヴァチカン市国が成立して和解しました。

 

イタリアは、第一次世界大戦では戦勝国となりました。

しかし、1930年代には、ムッソリーニ率いる全体主義思想(個人よりも国家全体の利益を追求する考え方)を持つファシスト党が台頭し、第二次世界大戦ではドイツ、日本と共に敗戦国となりました。

 

現在のイタリア共和国となったのは、1946年、王政の廃止に伴ってのものでした。

冷戦時代には、アメリカら西側につき、現在もG7の一因としても重要な役割を担っています。

 

2,イタリアって!?文化・風習

 

・正式名称 イタリア共和国

・首都 ローマ

・大統領 セルジョ=マッタレッラ

・首相 ジュゼッペ=コンテ

・面積 303,000㎢(日本の0.8倍)

・人口 6,040万人

・公用語 イタリア語

・宗教 キリスト教カトリック(約80%)

・国技 サッカー、バレーボール

(Wikipediaより引用)

 

イタリアの首都、ローマには世界一小さな国「バチカン市国」があり、キリスト教や、それを巡る宗教戦争について調べると、必ずと言って良いほどイタリアが登場します。

そのため、国民のおよそ80%はキリスト教カトリック信仰しています。

 

イタリアで人気なスポーツは、なんといってもサッカーです。

イタリアのサッカーリーグ「セリエA」には、世界を代表するクラブチームが多数所属しており、世界中のスター選手が憧れるリーグの1つです。

また、サッカーのイタリア代表は4度のワールドカップ優勝を誇ります。

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そして、世界史に頻繁に登場するイタリアには当然、多くの歴史的な建造物が現存します。

UNESCOに登録されている世界遺産の数は54と、世界1位です。

ピサの斜塔コロッセオトレビの泉など、写真や映像で一度は見たことがあると思います。

イタリアの世界遺産の特徴は、街全体が世界遺産になっている場所が多くあることです。

フィレンツェ歴史地区、ナポリ歴史地区など、昔の建造物やその街並みが残っている場所が登録されています。

 

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画像:フィレンツェの街並み(pixabayより引用)

 

 

3,イタリアの政治

最後に、イタリアの政治体制についてまとめていきます。

 

イタリアは日本同様二院制を採用しており、代議院と元老院から構成されています。

 

日本と違う点は、両院とも大統領に解散権がある、という点です。

そのため、両院同時選挙が日本より起こり得ると言えるでしょう。

 

現在のイタリアは、多数の政党が乱立しています。

前回の選挙は2018年に行われ、どの政党も過半数を取れなかったため、連立での政権となりました。

複数の右翼政党が合流して同盟を結成した右派連合と、EU離脱などを掲げた5つ星運動らの連立政権がイタリアの代表となっています。

 

国王がいない議会制共和国であるイタリアは、大統領が国家元首です。

現在の大統領はセルジョ=マッタレッラ氏です。

 

大統領には首相の任命権、代議院と元老院の解散権がありますが、行政を担っているのは首相です。

 

2019年5月現在、政治経験のないジュセッペ=コンテ氏が首相を務めています。

コンテ氏は、大学の法学教授で、2018年の選挙で勝利した5つ星運動や、右翼政党の同盟によって首相に擁立されました。

政治経験がないため、彼の手腕は未知数とも言われています。

 

西ヨーロッパで多発傾向にある移民排斥運動や、イギリスのEU離脱問題などEU諸国が抱えている問題に対して、コンテ氏はどのように取り組んで行くのでしょうか。

 

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画像:ジュゼッペ=コンテ首相(Wikipediaより引用)

 

【5分でわかる】カナダってどんな国?

こんばんは、政治提案家タカジュンです。

 

今日はカナダについて書いていきたいと思います。

 

カナダの首都を知っていますか?一番有名な年は、おそらくオリンピックでも有名になったバンクーバーでしょう。しかし、首都ではありません。

 

カナダの首都は、オタワです。

 

アメリカの北側に位置し、世界第2位の広大な面積を持つカナダですが、G7加盟国の中ではもっとも馴染みの薄い国かもしれません。

 

今回は、知っているようで知らないカナダの成り立ちと、現在について、政治、宗教的な観点から簡単に解説します。

 

1,カナダの成り立ち



2,カナダって!?文化・風習



3,カナダの政治

 

1,カナダの成り立ち

 

現在のカナダとなるずっと昔、カナダはイヌイットなどの先住民族の土地でした。

 

カナダが本格的に世界史に登場するのは16世紀です。

 

当時、科学技術のめまぐるしい発展により、航海技術も進み、ヨーロッパの国々は世界中に植民地を作ろうとアメリカ大陸やアジアに乗り出していました。

 

そんな中、カナダを最初に植民地としたのはフランスでした。

 

18世紀に入るとイギリスとフランスによる植民地の奪い合いが勃発しました。

カナダもまた、その対象となったのです。

 

徐々にフランス領カナダはイギリスに奪割れてゆき、最後までフランスに残っていたケベックも1763年のパリ条約でイギリス領となりました。

 

その後、1867年にイギリス領として初の「自治領」となりました。

 

自治領とは、ある程度本国の統治下にはあるものの、独自の政府、議会、内政権を持つことが許された領土のことです。(本国にやりたい放題される植民地とは全く異なります)

 

そして、カナダが事実上独立国となったのが、1931年のウェストミンスター憲章の採択でした。

これによってイギリス連邦が成立し、本国と自治領(両者は独立・対等でイギリス王室への忠誠で連帯)からなる連邦が組織されました。

 

(カナダにはありませんが、オーストラリアやニュージーランドの国旗の左上にイギリス国旗が描かれているのは、その名残です)

 

実質的な独立は果たしましたが、独自の憲法を制定し、司法権もカナダに移管したことで、完全な独立国となったのはそのおよそ50年後、1982年のことです。

 

2,カナダって!?文化・風習

 

カナダの歴史について紹介しました。

 

では、カナダはどのような国なのでしょうか。

まず、基本情報です。

 

・正式名称 カナダ連邦

・首都 オタワ

・首相 ジャスティン=トルドー

・面積 9,980,000㎢(世界第2位)(日本の26倍)

・人口 3,700万人(首都圏と同じぐらい)

・公用語 英語フランス語

・宗教 キリスト教

・国技 アイスホッケー

(Wikipedia、外務省より引用)

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バンクーバーの街並み(pixabayより引用)

 

ご存知の通り、カナダは寒い国です。笑

と言っても、広大な土地を持つため、地域によって気温差は全く異なります。

 

太平洋側は洪水量が多く、五大湖周辺には四季があり、北極圏は一年を通して厳しい寒さに見舞われます。

 

国土が北極圏にまで渡るため一年中寒いように思われがちですが、

意外にもバンクーバーの最高気温は夏は20度を超え、真冬も5~6度ほどあります。

 

冬場は常に氷点下!というわけでは内容です。(もちろん、北部ではそうなのですが、、)

 

次に、言語や思想について簡単に触れたいと思います。

 

現在のカナダは多文化主義、多国間主義の国であると言われています。

 

それゆえに、住みやすい国とも言われているのです。

 

フランスとイギリスに支配されていたことから、フランス語を話す人も多くいます。

公用語は、その二カ国を認めています。

 

特にフランスの統治下であった期間が長かったケベック地方では、フランス語が話されています。

 

外交においては、多国間主義とっています。

 

これは、複数の国家が、共通のルールに従って行動することを良いとする考え方です。

 

カナダは国連、G7NATONAFTATPPなど、政治・経済面で複数の国際機関に加盟し、重要な役割を担っています。

 

一番人気のあるスポーツは、国技であるアイスホッケー

男子世界選手権の優勝回数は、ロシアについで第2位を誇ります。

 

他にも、野球クリケットなどが人気です。

 

カナダは有名なアーティストを多数輩出している国です。

 

歌手のジャスティン・ビーバーセリーヌ・ディオンアヴリル・ラヴィーンは皆、カナダ人なんです!

 

広大な土地に響き渡る歌声、素敵ですね!笑

 

3,カナダの政治

 

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カナダ首相:ジャスティン=トルドー氏(Wikipediaより引用)

 

イギリス連邦に加盟しているカナダの国家元首はエリザベス二世です。

 

エリザベス二世は、その権限をシュリーペイエット総督に委任する(エリザベス二世の代理)という形をとっています。

 

つまりカナダは立憲君主制(君主がいて、君主も憲法を遵守することで暴走を防ぐ制度ー日本、イギリスなどがこの制度をとっている)です。

 

とはいっても、役割は形式的なもので、実際には日本の天皇制のように象徴的な存在です。

 

カナダは日本と同じく議会制民主主義の二院制です。

 

衆議院、参議院ではなく、下院、上院と呼びます。

 

しかし、ここで日本と大きく異なる点があります。下院は選挙で選ばれるのに対し、上院には選挙、解散がありません。任期も、ありません。

 

上院議員は首相の助言の下、総督が任命します。(実質首相が選ぶということです)

 

議席数は、地域ごとに定められています。

 

首相によって選出された、実業家、政治家、教授などが、様々な観点から法案を審議するのです。

 

カナダの首相には、下院の第1党の党首が選ばれます。

 

カナダの二大政党は、保守党、自由党(リベラル)で、現在は第1党の自由党党首、ジャスティン=トルドー氏が首相を務めています。

 

トルドー氏は、健康保険の改革や、多文化主義の下差別の禁止、同性婚の合法化など、多くの政策を実現させてきました。

 

特に注目を集めたのは移民政策です。

 

2017年、アメリカがイスラム教国7カ国からの移民、難民の受け入れ停止を表明した直後、

カナダは移民、難民を受け入れるとの意志を示しました。

 

野党の保守党などからは批判もありましたが、トルドー氏の移民に寛容な姿勢は各国から賞賛を受けました。

 

ところが、これらの政策による巨額の財政支出が不安視されているのが現状です。

 

また、閣僚の汚職問題なども受け、今、支持率が低下しています。

 

カナダの総選挙は2019年10月に実施されます。

 

トルドー氏は既に立候補を表明していおり、トルドー政権の4年間は、国民からどのような審判を受けるかが注目されています。