【5分でわかる】カナダってどんな国?

こんばんは、政治提案家タカジュンです。

 

今日はカナダについて書いていきたいと思います。

 

カナダの首都を知っていますか?一番有名な年は、おそらくオリンピックでも有名になったバンクーバーでしょう。しかし、首都ではありません。

 

カナダの首都は、オタワです。

 

アメリカの北側に位置し、世界第2位の広大な面積を持つカナダですが、G7加盟国の中ではもっとも馴染みの薄い国かもしれません。

 

今回は、知っているようで知らないカナダの成り立ちと、現在について、政治、宗教的な観点から簡単に解説します。

 

1,カナダの成り立ち



2,カナダって!?文化・風習



3,カナダの政治

 

1,カナダの成り立ち

 

現在のカナダとなるずっと昔、カナダはイヌイットなどの先住民族の土地でした。

 

カナダが本格的に世界史に登場するのは16世紀です。

 

当時、科学技術のめまぐるしい発展により、航海技術も進み、ヨーロッパの国々は世界中に植民地を作ろうとアメリカ大陸やアジアに乗り出していました。

 

そんな中、カナダを最初に植民地としたのはフランスでした。

 

18世紀に入るとイギリスとフランスによる植民地の奪い合いが勃発しました。

カナダもまた、その対象となったのです。

 

徐々にフランス領カナダはイギリスに奪割れてゆき、最後までフランスに残っていたケベックも1763年のパリ条約でイギリス領となりました。

 

その後、1867年にイギリス領として初の「自治領」となりました。

 

自治領とは、ある程度本国の統治下にはあるものの、独自の政府、議会、内政権を持つことが許された領土のことです。(本国にやりたい放題される植民地とは全く異なります)

 

そして、カナダが事実上独立国となったのが、1931年のウェストミンスター憲章の採択でした。

これによってイギリス連邦が成立し、本国と自治領(両者は独立・対等でイギリス王室への忠誠で連帯)からなる連邦が組織されました。

 

(カナダにはありませんが、オーストラリアやニュージーランドの国旗の左上にイギリス国旗が描かれているのは、その名残です)

 

実質的な独立は果たしましたが、独自の憲法を制定し、司法権もカナダに移管したことで、完全な独立国となったのはそのおよそ50年後、1982年のことです。

 

2,カナダって!?文化・風習

 

カナダの歴史について紹介しました。

 

では、カナダはどのような国なのでしょうか。

まず、基本情報です。

 

・正式名称 カナダ連邦

・首都 オタワ

・首相 ジャスティン=トルドー

・面積 9,980,000㎢(世界第2位)(日本の26倍)

・人口 3,700万人(首都圏と同じぐらい)

・公用語 英語フランス語

・宗教 キリスト教

・国技 アイスホッケー

(Wikipedia、外務省より引用)

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バンクーバーの街並み(pixabayより引用)

 

ご存知の通り、カナダは寒い国です。笑

と言っても、広大な土地を持つため、地域によって気温差は全く異なります。

 

太平洋側は洪水量が多く、五大湖周辺には四季があり、北極圏は一年を通して厳しい寒さに見舞われます。

 

国土が北極圏にまで渡るため一年中寒いように思われがちですが、

意外にもバンクーバーの最高気温は夏は20度を超え、真冬も5~6度ほどあります。

 

冬場は常に氷点下!というわけでは内容です。(もちろん、北部ではそうなのですが、、)

 

次に、言語や思想について簡単に触れたいと思います。

 

現在のカナダは多文化主義、多国間主義の国であると言われています。

 

それゆえに、住みやすい国とも言われているのです。

 

フランスとイギリスに支配されていたことから、フランス語を話す人も多くいます。

公用語は、その二カ国を認めています。

 

特にフランスの統治下であった期間が長かったケベック地方では、フランス語が話されています。

 

外交においては、多国間主義とっています。

 

これは、複数の国家が、共通のルールに従って行動することを良いとする考え方です。

 

カナダは国連、G7NATONAFTATPPなど、政治・経済面で複数の国際機関に加盟し、重要な役割を担っています。

 

一番人気のあるスポーツは、国技であるアイスホッケー

男子世界選手権の優勝回数は、ロシアについで第2位を誇ります。

 

他にも、野球クリケットなどが人気です。

 

カナダは有名なアーティストを多数輩出している国です。

 

歌手のジャスティン・ビーバーセリーヌ・ディオンアヴリル・ラヴィーンは皆、カナダ人なんです!

 

広大な土地に響き渡る歌声、素敵ですね!笑

 

3,カナダの政治

 

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カナダ首相:ジャスティン=トルドー氏(Wikipediaより引用)

 

イギリス連邦に加盟しているカナダの国家元首はエリザベス二世です。

 

エリザベス二世は、その権限をシュリーペイエット総督に委任する(エリザベス二世の代理)という形をとっています。

 

つまりカナダは立憲君主制(君主がいて、君主も憲法を遵守することで暴走を防ぐ制度ー日本、イギリスなどがこの制度をとっている)です。

 

とはいっても、役割は形式的なもので、実際には日本の天皇制のように象徴的な存在です。

 

カナダは日本と同じく議会制民主主義の二院制です。

 

衆議院、参議院ではなく、下院、上院と呼びます。

 

しかし、ここで日本と大きく異なる点があります。下院は選挙で選ばれるのに対し、上院には選挙、解散がありません。任期も、ありません。

 

上院議員は首相の助言の下、総督が任命します。(実質首相が選ぶということです)

 

議席数は、地域ごとに定められています。

 

首相によって選出された、実業家、政治家、教授などが、様々な観点から法案を審議するのです。

 

カナダの首相には、下院の第1党の党首が選ばれます。

 

カナダの二大政党は、保守党、自由党(リベラル)で、現在は第1党の自由党党首、ジャスティン=トルドー氏が首相を務めています。

 

トルドー氏は、健康保険の改革や、多文化主義の下差別の禁止、同性婚の合法化など、多くの政策を実現させてきました。

 

特に注目を集めたのは移民政策です。

 

2017年、アメリカがイスラム教国7カ国からの移民、難民の受け入れ停止を表明した直後、

カナダは移民、難民を受け入れるとの意志を示しました。

 

野党の保守党などからは批判もありましたが、トルドー氏の移民に寛容な姿勢は各国から賞賛を受けました。

 

ところが、これらの政策による巨額の財政支出が不安視されているのが現状です。

 

また、閣僚の汚職問題なども受け、今、支持率が低下しています。

 

カナダの総選挙は2019年10月に実施されます。

 

トルドー氏は既に立候補を表明していおり、トルドー政権の4年間は、国民からどのような審判を受けるかが注目されています。