【5分でわかる】ドイツってどんな国?

こんにちは!政治提案家のタカジュンです!

今回もG7特集、第4弾!

ドイツをお届けいたします。

1,ドイツの成り立ち

古来、ドイツはゲルマン人が住んでいる土地でした。

ローマ帝国の侵入をも撃退しゲルマン人がその土地を守ってきましたが、フランク王国によって支配されました。

870年のメルセン条約でそのフランク王国の土地が3つに別れ、その中の東フランク王国が、現在の世界地図のドイツの原形となります。

962年から1806年までは、東フランク王国の領土を継承した神聖ローマ帝国が存在していました。

神聖ローマ帝国ではやがて皇帝の権力が弱まり、ハプスブルク家による支配が最たる例のように、地方の有力な名家が台頭する体制が続きました。

16世紀に入ると、ルターの宗教改革を皮切りに、国内で旧教派(新約聖書のままのカトリックの教えを大切にする考え方)と新教派(時代や地域によって細かな部分の相違を認める考え方)の対立が生まれました。

ドイツの内戦で始まった三十年戦争は、宗教戦争に止まらずヨーロッパ中を巻き込んだ戦争となり、ドイツ経済に打撃を与えました。

その講話条約で事実上、神聖ローマ帝国は崩壊し、18世紀に入ると一部の領土がプロイセン王国(ほぼ現在のドイツ)として成立し、中部ヨーロッパではオーストリアが台頭するなど、ヨーロッパの勢力図に変化が訪れました。

神聖ローマ帝国が正式に解体されたのは1806年、ナポレオンによるものでした。

ナポレオン時代のあとは、各地方が集まって一つの国家になろうという動きが強まり、ビスマルクの登場によってプロイセン王国を中心にドイツ帝国が成立、一つの国家として二度の大きな対戦を迎えました。

第一次世界大戦で敗戦後、課せられた莫大な賠償金を巡ってヨーロッパ各国との溝がさらに深まりました。そんな中登場したのが、アドルフ=ヒトラーです。

彼はゲルマン人以外を徹底的に排除する民族主義を掲げることで国内の団結を高め(特に酷い迫害の対象となったユダヤ人については、収容所等の画像を一度は見たことがあるのではないでしょうか)、再び戦争へと臨みました。

イタリア、日本と共に三国同盟を結ぶも敗戦、戦後、ドイツはアメリカ、ソ連、フランス、イギリスによる共同統治下におかれました。

それからおよそ45年間、ベルリンの壁の崩壊まで、ドイツは東西に分断され、その時に生まれた経済格差は今もなお、残っています。

戦後、復興を遂げたドイツは現在、かつての軍事的な強国という地位を捨て、EUNATOなど国際機関のリーダー格となり、世界第4位の経済力を誇る大国となっています。

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画像:ベルリンの壁(pixabayより引用)

2,ドイツって!?文化・風習

・正式名称 ドイツ連邦共和国

・首都 ベルリン

・大統領 フランク=ヴァルター=シュタインマイアー

・首相 アンゲラ=メルケル

・面積 357,000㎢

・人口 8,300万人

・公用語 ドイツ語

・宗教 キリスト教カトリック、キリスト教プロテスタント

・名産品 ビール、ソーセージ など

(Wikipediaより引用)

現在のドイツは、1990年に西ドイツが東ドイツを編入させる形で統一して成立した国です。

つまり、まだ建国して30年の新しい国なのです。

ドイツはヨーロッパの中でも北方に位置する国で、南部のミュンヘンでも、北海道より北にあルため、

夏は日本より気温、湿度が低く比較的過ごしやすいです。

当然、冬の寒さも日本より厳しいです。

また、高緯度にあるため、夏は日照時間が長く夜の9時くらいまで太陽が登っています。

ドイツはキリスト教国家ですが、宗教改革の発端となった国であることから、フランス、イタリアとは異なりカトリック教徒だけでなく、プロテスタントを信仰する人も多くいます。

ドイツと言えばビールを思い浮かべる方もいるでしょう。

各都市に地ビールがあり、その種類は全国で5000種類にのぼります。

スーパーでは水、ジュースよりもビールの方が安価なほど、ドイツ人にはビールが生活に根付いているのです。

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もう一つ、車がとても有名です。

BMW、ウォルクスワーゲン、ベンツなどは皆、ドイツ製の車です。

ドイツには速度制限のない高速道路「アウトバーン」があります。

道がとても広いため安全に運転できることからこのような道路が整備されています。

ドイツ車はスピードがでる、というのも納得ですね。

3,ドイツの政治

ドイツは、16の州からなる連邦国家です。そのため、各州に立法権があります。(とは言っても、便宜上国で統一されているため、日本でいう所の条例のようなものです)

連邦議会連邦参議院二院制を採用しており、ドイツ連邦共和国のトップは大統領であるフランク=ヴァルター=シュタインマイアー氏です。

連邦議会の解散権はもっているものの、日本の天皇と似た役割で、行政のトップは首相が務めます。

現在のドイツの首相は、アンゲラ=メルケル氏。

首相を2005年から務め、14年目という長期政権です。

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画像:アンゲラ=メルケル氏(pixabayより引用)

前回のドイツ連邦議会選挙は、2017年に行われました。

メルケル氏が党首を務めた(2018年に党首は退いている)キリスト教民主同盟が第1党を維持したものの、65議席を失いました。

過半数を取れず社会民主党(第2党)との連立をしています。

そして、注目を集めたのが0議席から第3党となった「ドイツのための選択肢」です。

EUに対して否定的な政党ではありませんが、反難民受け入れを唱えたこの政党が躍進しました。

ナチスの悔恨から、ドイツはヨーロッパの中でも右翼が台頭しにくい国と言われてきました。

事実、これまで移民、難民を積極的に受け入れてきました。

しかしここ近年、好調であった景気の陰りや、ヨーロッパ各地で相次ぐテロなどにより、ドイツでも移民排斥の動きがみられ始めました。

移民寛容政策をとってきたメルケル政権の支持率も下降傾向にあります。

2021年に首相退任を発表しているメルケル氏は今後2年間、欧州のリーダーとしてどのような政策をとるのでしょうか。