【5分でわかる】フランスってどんな国?

ボンジュール!政治提案家のタカジュンです。

G7紹介シリーズ第3弾はフランスです。

 

1,フランスの成り立ち

 

古代ローマ帝国時代、フランスは「ガリア」と呼ばれ、ローマ帝国の辺境の街という位置付けでした。

 

その時代には、ローマ風の都市が造られ、多くの建造物が建てられました。

 

現在のフランスに誕生した初めての国は481年にクローヴィスが建国したメロヴィング朝フランク王国です。(その後、カロリング朝に受け継がれました)

 

870年、フランク王国が分裂し、その領土が3つに分割しました。これが、現在のフランスドイツイタリアの原形です。

フランク王国分割後の現在のフランスの領土は、カロリング朝が断絶すると、時代とともにカペー家、ヴァロワ家、ブルボン家の順に1700年代後半まで王朝による支配が続きました。

 

フランス史上最大の出来事は、あの英雄が登場したフランス革命。

 

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ナポレオン=ボナパルトの名を聞いたことがない人はいないでしょう。

 

 

ブルボン朝時代まで、聖職者(キリスト教の司教や司祭など)と貴族による支配が続き、民衆の生活は圧迫されていました。

 

議会は存在していたものの、そのシステムは不公平なものでした。

 

そんな圧政に耐えかねた民衆が1789年に暴動を起こしたことで起こったのが、フランス革命です。

 

しかし、フランス革命後のフランスは混乱が続き、短命の政権が乱立しました。

 

そんな内乱に終止符を打ったのが、かのナポレオンでした。

 

彼はその知力と政治力でフランスのトップに上り詰めると、勢いそのままヨーロッパの大部分を制圧しました。

 

これをナポレオン時代と呼びます。

 

ナポレオンが退位すると、王政が復活したものの、2度の大きな暴動によって共和制となるなど、不安定な時期が続きました。

 

この頃からドイツとの対立が深まり、2度の戦争に参戦することになるました。

 

第一次世界大戦、第二次世界大戦共に戦勝国となったフランスは、現在でも5大国としての位置付けを確保しています。

 

冷戦期には西側(アメリカ側)につき4番目の核保有国となり、北アフリカとの戦闘など、軍事的な強国となりました。

 

現在はG7NATOEU国連安保理常任理事国など、様々な勢力、機関に所属し、ヨーロッパのみならず世界のリーダーの一員となっています。

 

2,フランスってどんな国!?文化・風習

 

フランスの基本的な情報をみていきましょう。

 

・正式名称 フランス共和国

・首都 パリ

・大統領 エマニュエル=マクロン

・首相 エドゥアール=フィリップ

・面積 551,000㎢(日本の約1.5倍)

・人口  6,700万人

・公用語 フランス語

・宗教 キリスト教カトリック(85%)

・特産品 ワイン、チーズ、パンなど

(Wikipedia、外務省より引用)

 

フランスは、北海道よりも高緯度に位置する国ですが、偏西風の影響で温暖な気候です。

国土の東側にはアルプス山脈が連なり、西側はドーバー海峡を経てイギリスが隣接し、南側はニースなど一年中比較的温暖なリゾート地が存在します。

 

フランスは、特に地域によって様々な気候を楽しめる国であるといっても良いでしょう。

 

日本の1.5倍の国土をもつフランスは、その肥沃な土地を活かし、「EUの穀倉」と言われるほど農業が盛んです。

農林水産省のデータによると、食料自給率は127%と、大変高い水準となっています。「フランスパン」の名の通り、パン文化であるフランスは、小麦やトウモロコシの生産量が多いことで知られています。

また、ワイン、チーズの生産も国をあげてしており、毎年、その年のワインの出来を確かめる「ボジョレヌーヴォー」はフランスで行われているイベントです。

 

もう一つ、フランスが世界に誇るものー観光です。

 

フランスの観光客数は毎年8,000万人を超えており、堂々の世界第1位です。

エッフェル塔凱旋門など歴史的な建造物から、「シャンゼリゼ通り」に代表されるような有名な通り、街並み、景観の味わいは、世界中の人を魅了します。

 

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3,フランスの政治

 

最後に、フランスの現在の政治について紹介します。

議会は間接選挙(市町村などの代表による投票)で選出される元老院と、普通選挙によって選出される国民議会からなる二院制を採用しています。

 

フランスは国家元首である大統領の権限が非常に強く、国民議会の解散権、総理大臣を含む大臣の任免権、非常事態宣言の発令権などは全て大統領が有しています。

 

2017年に40歳の若さで大統領選挙で勝利したエマニュエル=マクロン氏が現職の大統領です。

 

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画像:エマニュエル=マクロン氏(Wikipedia Commonsより引用)

 

この2017年のフランス大統領選挙、かなりニュースになりました。

覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

まず、前回の大統領選挙で特に注目を集めた候補者は、多くは既成の政党員でなかったことが注目されました。

事実、大統領となったマクロン氏は無所属で出馬しています。

 

もう一つ非常に注目を集めたのが、EU結束を訴えたマクロン氏に真っ向から反対意見を唱えたルペン氏でした。

彼女は、国民戦線という右翼政党を組織し、移民削減、EU離脱を訴えて出馬し、マクロン氏との事実上の一騎打ちとなりました。

 

2015年、300人以上もの負傷者を出したパリ同時多発テロや、イギリスのEU離脱問題を受け、国民戦線は急激に支持者を増やしていきました。

 

イギリスについでフランスもEU離脱の動きか!?

なんてニュースをよく目にしましたが、もう2年前の話なんですね。

 

そんなルペン氏を破り当選したマクロン氏ですが、最近は支持率が3割を下回り、大統領に抗議するデモ活動が活発化するなど、その求心力に陰りが見えてきているようです。